個性豊かなサードメンバー。

そんなスタッフたちをより身近に感じてもらうべく、職人になるまでの歴史、製作へのこだわりをご紹介いたします。

1回目はサードの店長のご紹介です。

松﨑 由江

ベレー帽がトレードマーク。

サードのムードメーカーでもあり頼れる店長。

ものづくりの道

「昔から“つくる”という事が好きだった」

そう話す松﨑。

中学生の時には自身のスカートを作り、高校へは自作したリュックを背負って通学していた。

幼少期から、洋裁の技術にたけていた母のもとで育つ中、“好きなデザインが売られてないなら、自分で作ろう”という感覚に至るのは自然な事だった。

地元の高校を卒業し、大阪の服飾系の専門学校に入ったのち、もともと関心のあった“古い物” “歴史がある物”に携わることの出来る、ヴィンテージショップで働きだした。

充実感を覚える日々の中、

ヴィンテージの知識を深めるために勉強していくうちに、作り手にも思いを馳せるようになっていった。

“新しいものではないのに価値があるもの。何十年経っても愛され続ける事が出来るもの。”

そういった逸品がどういった想いや、こだわりのもと創り出されるのか。

考えが深まる程に、ある思いが湧いてくる。

「販売する側ではなく、歴史がある物を作る側になりたい」

革職人の道

革職人となり15年以上経つ今でも、その当時と変わらない想いがある。

「年数を経ても、今の時代に見劣りすることのない、むしろ最新とさえも思えるようなデザインのものづくり」

「自分が作った製品がヴィンテージとなり誰かの心ときめかす逸品となるように。」

そんな想いのもと製作された松﨑の「ポッシュ」は当店でも一番人気のお財布である。

意識しているのは、日常生活の中でふと感じる“使い心地の良さ”を追求すること。

手にする喜びを“今”感じるだけではなく、長年持ち続けた先にも感じてもらえるように作り続ける事が松﨑の職人としてのこだわりだ。

松﨑が考案したアイテム

私たちの身近な存在である革という素材。

そんな革という素材の歴史や文化を「知ってもらいたい」という思いがある。

革の魅力を子どもから大人まで沢山の人に知ってもらえる“革の博物館”を作りたいと松﨑は思い描く。

日常で手にしている素材だからこそ、より興味を持ってもらうきっかけの場になることを目指している。

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